2015年 近所の神社仏閣散策

初詣は済ませた。

そして2015年の散策を開始。

今年のテーマの一つが、足元をよく見る事。

都内にある寺社、史跡をしっかり観ておこうと思う。

その第1弾。

ちなみに、初詣は碑文谷八幡神社

現在の地元社として、数十年に渡りお世話になっている。

祭りにも来るぐらいなので、あまり客観的になれないが、

木々が点々としている殺風景なくらいの所。

この辺りでは皆舗装路なので、この一面の地面がいい。

おまけに碑文谷公園の弁財天も記す。

江の島と皇居を結ぶ裏鬼門線上にあるとも言われているが、真偽はどうだろう。

とてもいい佇まいで、地味目だが、存在感がある。

 

妙法寺

伊八の彫刻を観に行った。

金網ごしであったが、見事であった。

本当に素晴らしい作品群である。

雰囲気は趣の深いものがある。

皆さんに大切にされている事がわかる。

駐車場もあり、便利であった。

 

大宮八幡宮

このお宮さまは知らなかった。

偶然行きついたが、見事なお宮で、神聖感は高く感じた。

もっとも、遺跡の上にあるくらいなので、聖地である事は間違いない。

人によっては、神木との接点を持てるだろう。

そんな身近さがあった驚いた。

 

松陰神社

今年は参拝者が増えるだろう。

墓所も人が多かった。

 

豪徳寺

ここは以前は秋に来た。

この度は四季の移りと景色の変化を観に伺った。

自然も大きく感じるが、古くからの人の気配の方が勝る。

陰宅の雰囲気をはっきり感じれる場所かもしれない。

それとは別に、私は招福猫の奉納場所に何か力があるように思った。

 

世田谷観音

夕方時の参拝となったが、日没とともにライトアップされた、仁王門の

佇まいは郷愁感を伴うどこか別の場所へのテレポートを味あわせる。

時間と場所をいい意味で混乱させてくれる。

静かで、深い、雰囲気と、絵のような景色を感じさせるお寺さんである。

ずっとそこに居たかった。

※別日になるが、こちらは朝市を開催しているので、行って見た。

いい雰囲気で、朝ご飯を購入した。

こちらは御堂も入れるし、鳴き竜もある。こんな都会に信じられるかな?

 

 大国魂神社

歴史ある見事なお社。

東京五社には共通点がある構えと雰囲気。

こちらは、拝殿のまわりの社をしっかりまわるといい。

神域を感じられる。

歴史館も郷土史がわかって楽しい。

 

谷保八幡

梅の園は小さいけど、梅仙でもいそうな佇まい。

メェ~と聞こえたのは私だけだったのだろうか。

羊か山羊でもいるのだったら空耳ではないのだが。

牛の像と厳島社の水が綺麗だった。

拝殿、本殿も雰囲気があって、遠くの何かを感じさせた。

 

武蔵府中熊野神社古墳

この界隈は大きな古墳が保存されている。

古代は申請な場所だったのだろう。

北側は気持ちいい土地だった。

それでも地脈等とは関係はないように感じた。

ある意味ピラミッドなんだけど、一般には無名なのが残念でもある。

 

伊豆山神社

それほど近場ではないけど、何度か訪問した。

景色がいい。

初代伊八の作品は宝物館?にある。

こちらはガイドもしてくれるので、観るといい。有料だけど。

役行者様のお堂もあり、私には何重にも重要だった。

縁結びとして有名なので、若い女性参拝者は多い。

雰囲気の本当にいいお社である。

 

走湯神社

なんと言っても走湯を実際に観れるのがいい。

一見の価値あり。

こちらも役行者様縁の話が伝わっている。

 

来宮神社

こちらのご神木は印象強い。

何か大きな存在力を誰でも感じるだろう。

湿度の高い場所で、お水も頂ける。

ここしか無いと言われる珍しいお守りもある。

 

湯前神社

小さい神社だが、その歴史は古く、実際に行くとその悠久さを感じとれる社である。

現在は御堂の背にマンションが建っているが、さらにその背の山と海方面への古の景色も浮かぶようだ。

こちらは手水舎が熱いお湯である。

私にはパワースポットである。

 

瑜伽洞 

通称田谷の洞窟。

西国三十三所、坂東三十三個所、秩父三十四個所、四国八十八個所の壁画があり、

巡礼の代替なになるのだそうだ。

胎蔵界金剛界曼荼羅や、内部に流れる音無川は、どこぞのアミューズメントパーク

のセットではないのが凄い。

現在でも修行道場に使われているそうだが、そんな現役の修行場を見学出来るのは、

貴重な場所である。

 

乃木神社

宝物殿、旧乃木邸と観ると、強烈なキャラクターを感じる事が出来るだろう。

歴史を近くで感じられる場所でもある。

 

以下 房総[伊八散策]

吉安八幡

田んぼの横にあって、ほんとうにいいたたずまい。

みて直ぐにそう思った。

地元に大切にされている郷社で、本殿は水堀にかこまれている。

と言うより池の中だろうか。

厳島の社みたいだ。

流鏑馬が県の文化財だが、それを観てみたくなる。

 

金乗院

田んぼの中の高台で、街道辻にあり、背後は山という立地。

ここも昔からの行き交う人々を想像させる場所である。

ここは立派な彫刻があり、その作者の生誕地横でもある。

それを知ってからは、何やら特別なパワーを感じ始めるのだが、

我ながら、思い込みはいい加減な感覚を生む。

 

鏡忍寺

霊蹟寺院

本堂こそ新しいが、文化財級の建物もあり、穏やかで優しさを感じる所。

墓地は砂地だった。海が近いからか?等とも考えたが、何やら忘れている

根本のような気もした。横には小さな竹林もあり、

初夏に再訪したいような所だった。

 上人様の法難史跡。

 

以上は房総「伊八」散策

 

 

日輪神社

こちらは拝殿に入れる。

田舎の鎮守のような佇まいだったが、ご神体となる山は、

ちょっと雰囲気のある存在感。

ツーリング装備では登るには気がひけたので、雰囲気だけ

を感じる事にしたが、なんともいいものだった。

一説では、日本ピラミッドの司令塔との事だが、人々の信仰の様相は

ちょっと総合的ではあった。

 

千光寺

荘厳な伽藍はない。

山中の道場的な感じだった。

これがまたいい雰囲気なのだが、ここには円空仏の宝物館がある。

空いているので見放題だった。

上野の美術館展の混雑は宣伝が作り出した人出だったのだなと実感。

 

水無神

飛騨の一宮。

祭りであったが、子供達が絵馬殿で遊んでる様子が地元の社

である事の証明のようだった。

歴史にあふれる身近な社で、これぞ本物の神社であると思った。

位山がご神体で、こちらも色々な伝承があって興味深い。

観光客ではなく、地元民が生活の場の一部としているとわかる大きな社。 

以上3ヵ所が飛騨・高山ツーリングより。

 おまけ

分杭峠

ゼロ磁場として有名なパワースポットになった。

方位磁石を持って臨んだが、本当に何かあった。

方位磁石の動きは本当に変わっていた。

もはや人が多く、商売気も高まっていたが、何かあるのは本当だ。

私には電気のようなピリッとしたものは感じられた。

霧雨で人も多く邪気もあり、私程度のものではこの感じられかた

くらいしかなかった。

 

 

山王日枝神社

東京5社の一つ。

隣が総理官邸である。

警備の警察官がいるのは当然だ。

明治神宮に似た雰囲気があるのは東京5社共通なのか。

藤棚は笠間稲荷を思いだしたが、

こちらもお稲荷さんがある。

 

愛宕神社

久しぶりの往訪である。

相変わらずの火伏感が強い。

“力”の競いを感じさせるのも変わっていない。

 

池田山公園

驚いた。

分杭峠以上のパワーを感じた。

質は違うので比べるのもどうかと思うが、

噂は本当だった。

以上はGWのガラ空き都内散策

 

阿夫利神社/大山寺

大山寺は内観出来た。

流石に雰囲気は普通とは違うのだが、密教行法の後も生々しく、少し現実感が違って感じる。

そんなか紙一重的な印象だった。

阿夫利神社下社は立派な賑いのある社であった。

昔からの“講”の伝統は凄いのだが、ハイキングの人気スポットでもあるようだ。

お水は大変おいしく頂ける。これは事実である。

上社・奥社はもはや登山である。

山頂は流行りのハイキング客でいっぱいであった。

参拝者は見かけず、もはや景色も霊威も感じられず、大変残念であった。

 

洲崎神社(東神奈川)

見つけ難い場所だった。

GPSなどあれば別だが、地図を記憶しての往訪は1通規制もあり大変。

私は社務所横から入ってしまったので、直ぐに日に遮られた空間に、威厳を感じた。

直ぐに蚊に襲われ、今年初の痒みを味わった。

拝殿?等は木で覆われ、注意書きもあったので、不届き者が過去にいたのであろう。

残念ながら、境内の雰囲気しか味わえず、猛蚊の襲来が激しいので、早々に退散した。

それでも千木は内削ぎで女神様用だったし、近くの熊野神社より、房総を感じさせた。

管理者の方が偶然にも作務の途中に行ったので、私も若干怪しまれただろうか。

 

これで、洲崎の三社(四社)をまわった事になる。

神奈川の東神奈川、港南、東京は品川、そして千葉の館山。

祭神は「天比理乃咩命」。

神田明神もその後裔との説もあるくらいだ。

源頼朝と妻政子にも関連深いが、アメノフトダマの妃神なので、祭祀・儀式に関連してして、役行者里見八犬伝他、色々な伝説が少ない社なのに関連する。

何かあるとは思うが、つたない知識では限界だ。

だが、どこも強いパワースポットではないだろうか。

 

以下は鎌倉散策

報国寺

竹林を拝観。小さいが見事で、手入れの功労も見て取れた。

山斜面の中を観たかったが、立ち入り禁止だった。

今日は日曜で参禅者がいたが、まさに現在も実践修行道場だと思わせる。

ここは竹林の橋が私には光って見えた。

これがこの竹林の本質。

しかしながら、見事なこの作品は訪れる人を癒すだろう。

 

本覚寺

残念ながら修復中かなにかで、観られるものはほとんどなかった。

刀工正宗のお墓があると伝わるのがここだとは後からわかった。

残念ながらこの日の暑さで妙本寺は登れなかった。

 

鎌倉宮

後で知ったが、建武中興十五社の一社で、単立神社である。単立神社としては武蔵御嶽神社以来だ。

社務所入口の門とその中庭が印象的だった。長い年月変わらずに見守ってる風が良かった。

本殿億は日陰で湿気もあって、あまり入りたくない雰囲気。

紅白の鳥居は珍しく、ちょうど骨董市で賑わっていたが、普段は静かで鎌倉では、肩身が少し狭いような感じ。

 

天照山光明寺

浄土宗関東総本山なんだとか。山門がでかい。

なんでも関東最大らしいが、立派でしっかり長い間立っていると言う存在感があった。

ここには国宝があるが、重文の本堂には入れる。枯山水も見れるが、この渡り廊下から蓮池(小堀遠州作?)に

抜ける一箇所がこの時は気の通りが良かった。

若いお坊さんが、廊下でスマホ会話してる姿は俗な感じがした。

以上は梅雨の合間の鎌倉散策

 

以下は15年夏の房総

那古観音

久しぶりに伺った。

やはりいい雰囲気で、坂を登りながら海が見える。

今回はお水を頂こうと思ったが、飲料はNGとなっていた。

御堂や鐘楼櫓は工事中だった。

 

鶴ヶ谷八幡宮

ここも久しぶりだが落ち着いたいい雰囲気だ。

見事な彫刻をあらためて鑑賞した。

 

海南刀切神社

船越鉈切神社

道を隔てて反対側にある社。

一つは洞窟内のお宮様で、自然の力に畏怖の念を感じるたたずまい。

一つは立派な彫刻に見入ってしまう地元に大切にされているお社であった。

 

養老寺

ここを素通りするわけにも行かず、行者様の御堂にお参り。

この度は風を感じなかった。

それでもここは空気管が違う。

 

洲崎神社

拝殿迄登るのは後でダメージが来る。

それでも、お参りすると、何やらいい気分になる。

ドラマに出てくるような、田舎の清浄で親しみと格調を感じるお社って感じ。

御神石にもお参りした。

この日の御山も力を感じた。

 

以下は、梅雨明け直ぐの猛暑日のお散歩 

池上本門寺

いつ観ても立派な本堂。

そして、都内とは思えない景観とすがすがしさ。

ちょっとパワーチャージするには最高の場所ではないだろうか。

 

総持寺

池上、芝と代表的な都心部本山寺院を回ったが、ここの寺領スケールは

少し大きい。学校等も併設しているが、とにかく空間が大きい。

また華美なものもなく、とても綺麗にされている。

私は外周をまわったが、西側に自然のやさしい佇まいを発見した。

過去と現在の時間差を色々と感じさせて頂いた。

 

品川神社

何度も来てるのに見落としている所があった。

お参りした所、お小遣いを授かった。

洲崎の神様は何度かそうして下さっている。

 感謝を越えて何やら責任感が湧いてくる。

 

以下は、立秋過ぎのお散歩 

 五霊社(神奈川/小雀)

昨年秋に来て以来、夏に立ち寄りたっかた。

やはり風景が違って見える。

現在は鉄筋コンクリートだが、古くからの記憶を感じさせる不思議な社だ。

下手側通路の一角に何やら、いい雰囲気を感じた。

地元民が大切にしている様子もわかるのだが、この土地自体もよく守られているとわかる。

 

富士の裾野

青龍寺

役行者創建といわれるところに行って来た。

たまたま役所の方にお話しを伺っていたのだが、ここは立ち入りお断りだそうだ。

何でも、ひどい目にあったらしい。

考え方は色々あっていいが、釈迦の教えとはかなり違う。

さて、史跡は記念碑だけである。

境内は侵入禁止の為、よくわからないが、古木は近隣でもかなり残っているそうだ。

火災にもあっており、資料もあまりないようだ。

 

房総

行元寺

ここの文化財は本当に凄い。

高松又八、波の伊八、雪舟等林、海北友松他、日本美術の宝がある。

特に世界に影響を与えたと思われる欄間は国宝でもよいと思う。

世界遺産でもいいくらいだ。

 

飯縄寺

こちらも伊八の代表作がある。

見事な作品で、迫力満点だが、細かい処理があまい。

欄間拝観の後だからわかる。

職人の年輪というか、技術というか、そんなことも想像出来た。

こちらは信州イズナ権現さまを北条氏が持ってきたらしい。

 

清澄寺

ここは隠れ里のような場所だ。

蔵王権現お堂もあったので、修験道の名残だろうか。

一時は真言宗派でもあったようだ。

寺領内には複数仏派の痕跡が残る。

初日の出で少し有名なのかもしれないが、確かに何か意思のようなものがった。